つるやパン
1951年創業「つるやパン」木之本本店。
北国街道沿いにあり、大きなパンの形の看板が目印です。オリジナルのパンを中心に、お菓子やジュース、コーヒーなどを販売しています。
地域の人々に愛されており、地元の常連さんの中には、3世代に渡って通ってくれている方々もいるそうです。
新緑のレジャーシーズンには地域外のお客様も訪れます。ビワイチのオフィシャルコースに位置しているのでサイクリング中の方も多いそうです。
この記事では、お店の歴史や言わずと知れた名物パンなどを紹介していきます。
つるやパンの歴史
創業者は西村秀敏さん。戦後にアメリカの食文化が入ってくることを予想し、木之本にパン屋がなかったこともあり、パン屋を作ることを決意されたそう。その後、パン職人のもとでパンの製造を学んだといいます。
店名は「子どもが好きな動物の名前にしよう」ということで、「鶴」からとって「つるやパン」に。コーポレートカラーも子どもに人気があるピンクに。パンを運ぶ車もピンク色が使われていて可愛いんですよ。
看板商品
手作りにこだわる「つるやパン」のパンの特徴は、「やわらかさ」と「ほのかな甘さ」、そしてアイデアのあるパンであるところ。定番のパンから季節のパンまで、その数は約30種類。
その中から、看板商品をご紹介します。
サラダパン
テレビでも紹介され、県内外から熱い視線を集める店を代表するパンがこちらの「サラダパン」です。
細かく切ったたくあんとマヨネーズを和えたものをパンに挟んでいます。
実は当初はたくあんではなく、キャベツのを入れていたそうです。時間が経つとキャベツの水分がパンに染みて売り物にならない..ということから今のたくあんを入れたサラダパンが誕生したそうです。
フレッシュサンド
全国的に有名な「サラダパン」もおすすめですが、地元の人から人気があるのがこの「フレッシュサンド」です。
創業者・秀敏さんの奥様である西村智恵子さんが今も現役で毎朝6時から9時ごろまで作っています。(実はこの方が「サラダパン」を考案した方でもあります!!!)
毎朝おばあちゃんが手作り!
智恵子さんが好きなフレッシュサンドは「エビステーキサンド」(285円)と見た目が綺麗だからという理由の「フルーツサンド」(245円)。時間帯によって売り切れていることもありますが、お店で見つけたらぜひ買ってみてくださいね。
サンドウィッチ作り40年!これからもお体を大事においしいサンドウィッチを作り続けてくださいね。
「今後もつるやパンはオリジナルパンを開発していきます!」と店を受け継ぎ専務を務める西村豊弘さん。「こんなパン面白そう!作って欲しい」というアイデアがあればお店の人に伝えるといつか実現するかも・・?とのこと。
オリジナルグッズ
「つるやパン」が売っているのはパンやお菓子だけではありません。
レジ横には、たくさんのオリジナルグッズが並んでいます!
雑貨を製造する地元企業などが「グッズを作ろう」と声をかけてくれるそう。エコバックやタオル、Tシャツにキーホルダー、信楽焼のパンまで。
注目は、お客さんからの要望で生まれたエコバック。小さく折り畳めて便利。お買い物の際にこんな可愛いエコバックを使ってみてはいかがでしょうか?お土産にも。
駐車場・工場
お店から少し歩くと、つるやパンの工場があります。(その裏には駐車場があります。)
ここにも大きなパンと信楽焼のピンクのたぬきが!どこまでも可愛い・・。
さらに!
コンテナまでつるやパン仕様に!か、可愛い。
映える記念撮影スポットです。これは車で来てなくても立ち寄りたくなりますね。
今後はこのあたりを楽しい場所にする構想があるそうですよ。楽しみですね。
営業時間・アクセス
「つるやパン」
住所 :滋賀県長浜市木之本町木之本1105
電話 :0749-82-3162
FAX :0749-82-5515
営業時間 :月〜土8:00〜18:00、日・祝9:00〜17:00
定休日/無休(臨時休業あり)
JR木ノ本駅より徒歩7分