味噌ツボオープン

そろそろこの時期に、2月の『寒の水』で仕込んだ味噌ツボを開ける家庭が多いです。ふたの代りにした新聞紙には2月のニュースが書いており、読みつつ開けるのは楽しみの一つです。8か月ぶりに再会した味噌の表面は少し白くなっていて、やはり空気に触れた部分は白くカビがきています。サランラップや板粕で味噌の表面にぴったりと空気を遮断してもどこからか少しカビるので、どうかカビが来ませんように・・・とおまじないの鷹の爪や塩の重しをしました。毎年カビが最小限でいてくれるのはおまじないのおかげ？重しを外し、味噌と対面した時の感動は作った人にしかわかりません。これをそのままか、食べる分だけフードプロセッサーで擦って、一年かけて各家庭でいただきます。嫁いだ娘や子供たちにおかんはせっせと送ります。手前味噌が一番おいしいこれぞオカンの味！