白菜本漬け
2021年11月1日 ~ 2021年11月30日
下漬けの水が上がってきたら鷹の爪、小糠(米ぬかのこと)、昆布を買いに行きます。漬け方は各家庭で違います。小糠を使う人はさらしの袋を作ってその中に小糠をいれて白菜を何段か並べてから小糠袋を挟み重しをします。いやいやそれは小糠が全体にまわらんやろ、といって直接小糠を白菜全体にかけて漬ける家庭もあります。いや小糠を使わず昆布と鷹の爪だけで、という家もあります。いづれも重しがあまいと日持ちがしません。うまく発酵したら雪が解ける春先までまでいただけます。発酵しきった古漬けの塩気をとってから固く絞り、豚バラと一緒にフライパンで炒めるのがとてもおいしいです。塩コショウなどの味付けは一切必要ありません。ただ炒めるだけです。こうやって春先まで何かごとの時やお買い物に行けない雪の時は大変重宝する漬物です。